愛知県某学校法人のロートアイアン門扉の施工現場
愛知県某学校法人のロートアイアン門扉施工現場
丁番取り付けに見る、地味ながらも重要な“職人の仕事”
アートホクストンでは現在、愛知県内の某学校法人様にてロートアイアン門扉の施工を進めております。
重厚な意匠と堅牢な構造を兼ね備えたロートアイアン門扉は、教育施設の顔ともなるエントランスにふさわしい存在感を放ちます。
今回の現場では、支柱下地の施工が完了したため、次の工程である丁番の取り付け作業に入りました。
一見すると単純に思えるこの作業も、長年の経験と細やかな気配りが必要な“職人の技”が詰まっています。
支柱の下地施工が完了。次工程は「丁番の取り付け」
門扉を正しく機能させるには、まずそれを支える「支柱」の固定が必要です。
今回の現場では、コンクリート躯体への下地工事が無事完了し、次に支柱に丁番(ヒンジ)の取り付けを行いました。
当社で製作したロートアイアン門扉の支柱には、事前に丁番取り付け用のタップ穴(ねじ切り穴)を加工してあります。
そのため現場での取り付け作業は、基本的に丁番をビスで固定するだけのシンプルな工程です。
見た目以上に重要な“ねじの精度確認”
しかし、現場では以下のような確認と調整を丁寧に行う必要があります。
ハンドタップによる再確認
タップ穴は製作時に加工されていますが、
・塗装の厚み
・変形やゆがみ
・運搬時のわずかな衝撃
などにより、ビスがスムーズに入らないケースが発生します。
そのため現場では、ハンドタップを使用して再度ねじ切りを行い、ビスが確実に入る状態かを確認します。
ビスの締め込み作業
ネジ山の精度を確認したうえで、一つひとつ手作業で丁番をビス固定していきます。
この作業は見た目こそ簡単ですが、扉の開閉精度に直結する重要なポイントです。
しっかりと締めないと
・扉のがたつき
・音鳴り
・可動不良
などが生じるため、職人が責任をもって慎重に作業しています。
タップ折れなどのトラブルにも柔軟対応
時には作業中にタップが折れてしまい、穴がふさがってしまうというトラブルもあります。
この場合、その穴はもう使用できないため、丁番の取り付け位置ごとずらして新たに加工し直す必要があります。
・現場で新たにタップ穴を開け直し
・位置ズレは支柱側で微調整して正確な通りを出す
このように、図面通りにいかない現場においても柔軟に対応できるのがアートホクストンの強みです。
地味だけど重要な「支える技術」
丁番取り付けは、門扉施工の中では地味な工程かもしれません。
しかし、丁番の位置や精度が門扉の開閉角度、動きの滑らかさ、耐久性を左右します。
「たった1本のビスの緩みが、将来の不具合に直結する」
その意識を持ち、私たちはすべての工程に責任をもって取り組んでいます。
アートホクストンの施工力にお任せください
アートホクストンでは、門扉・フェンス・手すり・庇など、ロートアイアン/ロートアルミ製品の設計・製作・施工を一貫して対応しております。
・現場に応じた施工調整・図面変更・補正対応
・製品の加工品質と寸法精度に自信あり
・全国の現場で実績多数
・施工後のアフターフォロー体制も万全
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