兵庫県某個人邸のロートアイアン庇の施工現場
兵庫県某個人邸にてロートアイアン製の庇を施工しました
──全長6mクラスの大型庇に求められる、分割設計と現場調整の技術力
このたび、兵庫県内の個人邸住宅にて、アートホクストン製のロートアイアン製庇(ひさし)を施工いたしました。
今回設置した庇は、幅(W寸法)がおよそ6m近くにおよぶ大型サイズで、意匠性・構造性・施工性のすべてにおいて高い技術が求められる案件でした。
庇は、玄関・勝手口・テラスなどの開口部に取り付けられ、雨除け・日除け機能だけでなく、建物全体の印象を左右するファサードの一部でもあります。
今回は、機能性と意匠性を両立させながら、施工性にも配慮した分割設計と丁寧な現場調整によって、美しく確実な設置を実現しました。
壁面アンカー固定でも「付けて終わり」にはしない──通り精度へのこだわり
庇の設置方法は、外壁面にアンカーで直接固定する形式です。
一見するとシンプルな施工方法に見えますが、外壁面には必ずと言っていいほど「不陸(微細な凹凸や傾き)」があります。
そのため、現場では以下のような工程で精度を確保しました
・設置前にレーザー水準器等で通り(水平・垂直・奥行)を確認
・不陸のある壁面にはスペーサー(調整材)を用いて下地との隙間を微調整
・各部をボルト・ナットで確実に固定しつつ、全体の直線性・美観を確保
このように、「付けて終わり」ではなく、設置後の仕上がりが製品の“完成度”であるという意識のもと、丁寧な施工を行いました。
アートホクストンの強み──製作と現場の融合で確実に納める
庇のように製品単体では完結しない建築装飾”においては、製作図面通りに作るだけでは意味がありません。
私たちは、以下のような点を重視して製作・施工にあたっています
・現地条件に応じた構造調整・取り合い設計
・分割・搬入・設置を含めた施工性を意識した設計
・建物全体との調和を図る素材・仕上げ・意匠の提案
そのうえで、「最後まで責任をもって納める」という施工体制を整えており、お施主様・建築会社様からも高い評価をいただいております。
ご相談・お問い合わせについて
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