愛知県某集合住宅のロートアイアン手すり WI-R149、ロートアイアン面格子 WI-WG75 の施工現場
ロートアイアン手摺り WI-R149・面格子 WI-WG75を愛知県某集合住宅に施工|景観と調和するランドマーク的存在に
今回は、愛知県某集合住宅に施工したロートアイアン手摺り WI-R149とロートアイアン面格子 WI-WG75の施工事例をご紹介いたします。計画の初期段階から施主様、設計事務所様と密に連携を取りながら進めてまいりました本プロジェクトは、設計から仕様決定、製作・施工まで長期にわたる大規模案件でした。
その過程で交わされたやり取りやこだわりのポイントをご紹介することで、ロートアイアン製品導入を検討中の方にとっても参考になる内容かと思います。
こだわり抜かれた仕様決定までのプロセス
本プロジェクトは、設計当初からドイツ製ロートアイアンの採用が検討されておりました。デザイン性・品質の面で高評価を得ている素材ですが、輸入に伴う納期の長さやコストの高さがネックとなり、最終的に弊社中国工場にて製作した製品を採用していただきました。施主様・設計事務所様ともに、ロートアイアンへの造詣が深く、細部まで品質・仕上がりにこだわりを持たれていました。何度も打合せを重ね、強度・耐久性・意匠性・納期・コストのバランスを丁寧に検討。その上で、品質に一切妥協のない、最適な仕様を導き出すことができました。
外側にR形状を持たせた手摺りで立体感を演出
今回採用されたロートアイアン手摺り(WI-R149)は、立子が建物外側にふくらむようにR形状で形成されているのが特徴です。このR形状は、本来プランターを置くスペース確保を目的としていますが、それ以上に手摺り全体が3次元的に立体感を持つことで、建物の外観に表情を生み出しています。一般的な直線的手摺りと比較して、光の当たり方や見る角度によって印象が変わり、集合住宅でありながら、個性と高級感のある外観演出を実現しています。
面格子には装飾鋲を用いて“牢屋感”を払拭
バルコニー間仕切り部に設置されたロートアイアン面格子(WI-WG75)は、シンプルな格子デザインながらも、細部に意匠性を盛り込んでいます。通常、縦格子の面格子はシンプルであるがゆえに、無機質で無骨な印象を与えてしまうこともあります。
しかし、今回の施工では、
・上下および中間にロートアイアン製の玉(飾り)を配置
・格子の交差部には鍛鉄風の鋲(リベット風飾り)をあしらい
ことで、デザインの中にあたたかみや柔らかさを加える工夫を施しています。とくに鋲の装飾は見た目に大きな変化をもたらし、重厚感・高級感を演出するとともに、いわゆる「牢屋の格子」のような冷たい印象を排除しています。
高級住宅街に調和するランドマーク的存在
今回の集合住宅は、超一等地の高級住宅街に位置しており、建物単体としてのデザイン性だけでなく、周囲との景観調和も強く求められました。ロートアイアン手摺り・面格子は、建物の印象を大きく左右する要素であり、色・形・配置すべてにおいて周辺環境との調和が考慮されています。その結果、今回の建物は周辺の住宅群と自然に溶け込みつつも、ひときわ目を引くランドマーク的な存在感を放つ仕上がりとなりました。
アートホクストンの対応力と技術力
今回のような大規模集合住宅へのロートアイアン製品導入には、設計との調整、製作精度、現場対応力が不可欠です。アートホクストンでは、国内3拠点(東京・大阪・名古屋)に営業所を構え、現地確認・仕様提案・施工管理までを一貫して対応。また、中国工場との連携による安定した製造体制を持ち、海外製品レベルの品質を適正価格でご提供しています。納期調整、予算対応、意匠提案など、プロジェクトの進行にあわせて柔軟に対応できる体制こそ、私たちの強みです。
ロートアイアン製品のご相談はお気軽に
アートホクストンでは、門扉・フェンス・手摺り・面格子・サイン・庇など、あらゆるロートアイアン製品のセミオーダー制作が可能です。「景観に合うデザインを提案してほしい」「コストと品質のバランスを考えたい」「耐久性のある製品を設置したい」といったご要望にも丁寧にお応えいたします。お問合せは東京・大阪・名古屋の各営業所または公式ホームページよりどうぞ。
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