大阪府某個人邸のロートアイアン門扉 WI-G1026の施工現場
ロートアイアン門扉 WI-G1026 & フェンス WI-F181の施工(続編)
小扉・独立支柱の固定にも熟練の技術で対応
前回に引き続き、ロートアイアン門扉「WI-G1026」とロートアイアンフェンス「WI-F181」の施工現場をご紹介いたします。今回は、施工の最終段階となる小扉およびフェンスの設置作業について詳しく解説いたします。この現場では、大型の両開き門扉とそれに隣接するフェンス、さらに片開きの小扉という構成になっており、それぞれの役割や設置環境に応じて、最適な施工方法を採用しております。
大型門扉の固定と施工精度
大型門扉「WI-G1026」は、両袖の門柱にしっかりと固定されており、強風や衝撃によるぐらつきを防ぐために、基礎のアンカー固定と支柱内部の補強を施しています。このような構造にすることで、重量のあるロートアイアン門扉であっても、日々の開閉動作がスムーズで、安全性の高い使用が可能となります。開閉頻度の高い門扉では、丁番や金具の固定精度が重要ですが、製品製作段階から現場状況に合わせたタップ位置の調整や支柱高さの誤差吸収を行っており、現地施工の際も短時間かつ高精度での設置が可能でした。
フェンスの意匠性と統一感
門扉に接続する形で設置されているロートアイアンフェンス「WI-F181」も、同一のデザインテイストで統一されており、全体として美しい外構ラインを形成しています。ロートアイアンならではの曲線美や鍛鉄の風合いが活かされており、住宅全体の外観に高級感と重厚感を与えています。
フェンス部分にも強度を意識した固定構造を採用し、外部からの衝撃や振動にも強く、長期使用に耐える仕様となっております。
小扉の施工:独立支柱の固定と工夫
今回の施工で最も神経を使ったのが、片開き小扉の独立支柱の固定です。小扉の支柱は両側を他の構造物に支えられておらず、完全に独立して設置する必要がありました。そのため、通常のモルタル充填のみでは支柱の固定強度に不安が残り、設置時の微妙なブレや精度ズレが発生する可能性がありました。これに対し、アートホクストンでは、支柱足元を金属プレートにてベース固定し、溶接処理による構造補強を行いました。こうすることで、施工中も設置後も支柱が動かず、開閉時の負荷にも耐える構造となり、より精度の高い設置が可能になりました。
また、振れ止めが取り付けられない構造であるため、固定精度の高さが命となる施工でもあり、熟練の職人による判断と技術が求められる現場でした。
意匠だけではない「責任施工」の価値
ロートアイアン門扉やフェンスは、見た目の美しさだけでなく、長期間安心して使い続けられることが重要です。アートホクストンでは、製作から設置までを一貫して担当し、「デザイン性」「耐久性」「施工性」のバランスを重視しています。また、現場状況によっては、設計変更や部材調達の柔軟な対応も行い、“決められた図面通り”だけにとらわれない現場判断力も強みのひとつです。本現場でも、急な施工変更や補強の必要性に対して即時対応を行い、スムーズに作業を完了することができました。
アフターフォローも万全
施工完了後も、弊社では不具合や再調整のご相談を随時受け付けております。特にロートアイアン製品は、自然環境や使用頻度により経年変化が起こることもあります。そのような場合でも、定期点検や補修のご提案など、長期的なサポート体制をご用意しております。「設置して終わり」ではなく、「長く安心して使っていただく」ためのパートナーでありたいと考えています。
ロートアイアン門扉・フェンスのご相談はアートホクストンへ
今回ご紹介したように、門扉のサイズや設置環境に応じて、最適な製品設計と施工方法をご提案しております。ロートアイアンならではの意匠美に加え、安心してお使いいただける堅牢な構造設計が魅力です。門扉・フェンス・手すりなどの外構製品をご検討の方は、ぜひアートホクストンにご相談ください。
東京・大阪・名古屋に営業所があり、全国対応可能です。ホームページのお問合せフォームからもお気軽にご連絡いただけます。
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