東京都某集合住宅のロートアイアン手すりの施工現場
東京都某集合住宅|全戸玄関口に設置されたロートアイアン手すりが魅せる“見えないこだわり”
今回ご紹介するのは、東京都内の某集合住宅にて施工されたロートアイアン手すりの事例です。特徴的なのは、建物の外観からは全く見えない“居住者専用エリア”にまで、美観と品質にこだわったロートアイアンが用いられているという点です。このように、外部からの視線を意識しない内部空間にまでロートアイアンを採用されるケースは非常に珍しく、施主様(オーナー様)の強いこだわりと審美眼が表れた設計といえるでしょう。
見えないところにこそ美しさを ― ロートアイアンの真価
ロートアイアンといえば、重厚感のある美しい意匠と、年月を経ても色あせない風合いが魅力です。装飾性の高い門扉やフェンスに採用されることが多く、建物の“顔”とも言えるエントランスでその存在感を発揮する製品というイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。しかし今回の施工では、各住戸の玄関口、つまり居住者しか見ることのない場所にまでこのロートアイアン手すりが採用されているのです。これは、見た目の豪華さや話題性を目的とした導入ではなく、「日常にこそ上質な空間を提供したい」というオーナー様の明確な意志の表れといえます。
メインエントランスだけではない “全戸仕様”の稀有な事例
ロートアイアン製品が集合住宅に採用される場合、ほとんどが以下のようなケースです
・メインエントランス周りの門扉・手すり・フェンスなど
・ラウンジやエレベーターホールなど共有空間の装飾部
・上層階や特定住戸などの限定設置
つまり、居住者全員の共通導線や外観に見える部分に限定されることがほとんどです。ところが今回の施工では、全戸の玄関口にロートアイアン手すりを均等に設置するという仕様で進められました。外部からは一切見えないにもかかわらず、すべての居住者が同じクオリティの意匠に囲まれて日常を送ることができる設計となっています。これは、一般的な賃貸住宅や分譲マンションではほとんど見られない非常にめずらしいパターンであり、「住まう人が日常的に触れる場所こそ、美しくあってほしい」という、建築思想の深さと品質へのこだわりを感じさせます。
施工のポイントと対応力
今回の施工では、限られた作業空間や各住戸前の寸法に合わせたセミオーダー対応を行いました。
・寸法調整:すべての手すりを住戸ごとの幅・高さに合わせて個別設計
・意匠統一:デザインは統一しつつ、取り付け条件に応じて仕様微調整
・下地確認:施工前にコンクリートや外壁材の状況をチェックし、最適なアンカー方式で固定
・近隣配慮:集合住宅内での施工となるため、騒音・振動・作業時間にも細心の注意を払いながら対応
こうした細やかな対応を通じて、高品質なロートアイアン手すりをすべての住戸へ、確実に施工することができました。
ロートアイアン手すりを選ぶ理由
居住空間の中でも、手すりという部材は安全性とデザイン性のバランスが求められる重要なパーツです。その点、ロートアイアン手すりは以下のようなメリットを兼ね備えています。
【ロートアイアン手すりのメリット】
・強度と耐久性:溶接接合されたアイアン製で、ぐらつきが少なく堅牢
・自由な意匠表現:曲線や植物モチーフなど、空間に合わせた装飾が可能
・高級感のある質感:艶を抑えた重厚な塗装仕上げが、建物全体の品格を引き上げる
・住まいへの愛着が深まる:日常的に目にし、触れる場所だからこそ「良いものを使っている」という実感が湧く
アートホクストンのご提案力と責任施工
アートホクストンでは、数十年にわたってロートアイアン製品の設計・製作・施工に携わってまいりました。今回のような、特殊な仕様や見えない場所での設置工事においても、豊富な経験と知識を活かし、確実で美しい施工をお約束します。また、施工後も長く安心してご使用いただけるよう、定期点検・再塗装・パーツ交換などのアフターサービスも万全です。
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ロートアイアン手すりや門扉、フェンスなどをご検討中の方は、お気軽に弊社各営業所(東京・大阪・名古屋)までご相談ください。オンラインでの打ち合わせや、図面に基づいたプラン作成、概算見積もりも対応可能です。
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