愛知県某個人邸のロートアイアン手すりの施工現場
愛知県某個人邸|螺旋階段のロートアイアン手すり
デザイン性と仕上げにこだわった、室内階段手すりの職人仕事
このたび愛知県内の某個人邸にて、螺旋階段にロートアイアン製手すりの施工を行いました。本件は室内階段への施工であったため、外部とは異なる仕様・工法で対応しています。設計から製作、仕上げ塗装まで、アートホクストンならではの柔軟な対応力と職人の技術が求められる現場でした。
室内施工ならではの“防錆処理”と工程調整
今回は室内階段への設置ということもあり、通常のように亜鉛メッキ処理は行わず、錆止め塗装までで一次仕上げとしました。これは、最終仕上げ前に現場で溶接・加工が発生することを見越したためです。特に螺旋階段では、図面通りに製作しても実際の施工現場で微調整が必要になるケースが多々あります。
・R(曲率)調整
・床や壁との納まり確認
・段差ごとの支柱高さの調整
こうした調整の際に、現場で部分的な溶接を行うことがあるため、黒塗装で仕上げてしまうと手直しが難しくなってしまいます。そのため、現場調整を終えてすべての納まりが完了した後に、最終塗装として刷毛塗り仕上げを実施しました。
吹付ではなく“刷毛塗り”を選んだ理由
今回採用したロートアイアン手すりは、曲げ加工を施した複雑な意匠パーツを多く使用しています。このような複雑な形状は、一般的な吹付塗装では塗料の入り込みが不十分になりがちです。また、無理に吹き込もうとすると、細かい凹凸の部分に塗料が溜まってしまい、表面がざらつくなど仕上がりにムラが出ることもあります。こうした理由から、今回は職人による刷毛塗り仕上げを採用。
手作業ならではの丁寧な塗り込みで、細部まで均一に色がのり、美しい艶感も実現できました。
螺旋階段とロートアイアンの相性
螺旋階段という曲線構造に対し、ロートアイアンの持つ「柔らかな造形表現力」は抜群の相性です。
・鍛造による曲げパーツの曲線美
・支柱から立子まで滑らかな一体感
・黒鉄の重厚感と室内空間の調和
インテリア性を高めたい施主様にとって、螺旋階段×ロートアイアン手すりは機能性と美観を両立する選択肢となります。
アートホクストンの“柔軟な対応力”
今回の現場では、施主様から直接ご依頼をいただき、
コア抜き工事から設計・製作・仕上げ・施工までワンストップ対応いたしました。
・螺旋階段の形状にあわせた設計力
・現場ごとのR調整や支柱高さ調整
・部材の選定、塗装方法の選定まで柔軟に対応
・最終仕上げの細部まで責任をもって施工
アートホクストンでは、こうした難易度の高い個人邸施工にも柔軟に対応しております。
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ロートアイアン製品は、門扉・フェンス・手すり・庇などさまざまなシーンで空間に上質なアクセントを与えます。
お客様のこだわりを実現するために、私たちは職人の手によるモノづくりにこだわり続けています。
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