岐阜県O邸のロートアイアン手摺りの施工現場

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岐阜県のO邸にロートアイアン手摺りを施工しました。手すりに使う支柱は角パイプを使うことが多いですが、今回は20角のムク材にカゴを付けたタイプの支柱を採用していただきました。角パイプよりもスリムで意匠的にも映えます。支柱間にある立子や横桟の槌目が強くてロートアイアンらしさが感じられます。ロートアイアンの本場、ヨーロッパでは、アイアン部材のほとんどはムク材です。パイプはあまり使用されません。おそらくヨーロッパでは日本と違い、建築物をなるべく長い間残そうとする考えがあるからではないでしょうか。強度と耐久性において、ムク材は角パイプよりも断然に優れています。

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