某ブライダル施設の装飾建材の施工現場

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某ブライダル施設にて、ロートアイアン製品、FRP製装飾、EPSモール、PU(ポリウレタン)製品を採用いただき、建物全体にわたる大規模な装飾工事を行いました。今回の施設は、ヨーロッパのクラシック建築を思わせる優雅なデザインコンセプトが特徴で、式を挙げる新郎新婦だけでなく、訪れるすべてのゲストに感動と印象を与える空間を目指して設計されています。施設全体の雰囲気を決定づけるファサードのデザインから、敷地内の細部に至るまで、装飾には一切の妥協がなく、まさに「迎賓館」の名にふさわしい仕上がりとなりました。

今回のプロジェクトで特筆すべきは、重量1トン近くにもなる鉄製アーチの製作・施工です。ロートアイアンならではの繊細なデザインを再現しつつ、風荷重や耐久性を考慮して構造的にも十分な強度を保つ必要があり、設計から施工まで高度な技術とノウハウが求められました。製作段階では、製品の輸送や搬入を想定しながら細部の溶接・組み立てを行い、最終組み上げ時に歪みやズレが出ないよう、ミリ単位の精度管理を徹底しました。

運搬に際しては、特製の鋼材クレートと大型クレーンを用い、搬入ルートや周囲の安全確保を綿密に打ち合わせた上で慎重に作業を進めました。敷地内の動線や建物のアプローチ部分は狭隘であったため、現場監督や施工管理者、クレーンオペレーターと連携しながら、数日にわたって慎重に各パーツを搬入・設置。特に高さと重量のあるアーチ部材は風の影響も受けやすく、わずかなバランスの崩れが重大な事故につながりかねないため、風速や気象状況を確認しながら、無理のない施工計画を立て、安全第一で施工を行いました。

このアーチの周囲には、ロートアイアン製のフェンス、手すり、門扉も同時に施工。いずれの製品にもアール加工や繊細な唐草模様が施され、施設全体の意匠性を一層高めています。門扉には当社オリジナルの剣先デザインと、ロートアイアン特有の「叩き加工」が施されており、表面の微妙な凹凸が陽の光を受けて美しく輝きます。加えて、門扉の丁番には真鍮製のワッシャー、ロック部には特注の丸落としを採用し、細部までこだわり抜いた仕様となっております。

また、建物外壁やエントランス回りには、EPS(発泡スチロール系)モールやPU製モールをふんだんに使用しています。これらの装飾材は、従来の石材やモルタル製に比べて圧倒的に軽量で施工性に優れており、デザイン性を保ちながら建物への負担を最小限に抑えられるという利点があります。今回は、外壁の上部にフランス様式を意識したコーニスを施工し、アーチ窓周辺や柱回りにはディテールの細かいモールディングを取り付けることで、ヨーロピアンテイストを演出しました。

さらに、FRP(繊維強化プラスチック)製の装飾部材は、尖塔部や装飾柱、壁面パネルに採用されています。特に尖塔部分の施工は、高所かつ構造上の難易度が非常に高く、精度と安全性を両立させる必要がありました。工場で製作した各ユニットはボルト留め方式で分割構造とし、現場での組み立てと調整を可能にしています。現場では高所作業車を使用しながら、複数の職人が連携して作業を進め、無事に完成させることができました。

全体として、今回のブライダル施設は、装飾に非常に力を入れたプロジェクトであり、建築会社様や設計事務所様とも何度も打ち合わせを重ねながら進めてまいりました。施工においては、デザイン性と強度、機能性を兼ね備える必要があり、単に美しいだけでなく、安全で耐久性に優れた製品づくりを心がけております。ロートアイアンのように一つひとつ手作業で製作される製品は、その美しさもさることながら、施工現場ごとの対応力や職人の技術力によってその完成度が決まります。

アートホクストンでは、ロートアイアン製品はもちろんのこと、EPS・FRP・PUといった多種多様な装飾建材の特性を深く理解し、それぞれの素材が持つ魅力を最大限に活かした施工をご提案しています。施工後も定期的な点検や補修対応など、アフターフォローを大切にしながら、お客様と末永くお付き合いできる体制を整えております。

ロートアイアン製品をはじめとした装飾建材の導入をご検討の際は、ぜひアートホクストンにご相談ください。お客様のご要望を丁寧にお伺いし、最適な仕様とプランをご提案いたします。東京・大阪・名古屋に営業所を構えておりますので、お近くの営業所へお気軽にお問合せいただくか、弊社ホームページのお問合せフォームよりご連絡ください。

 

 

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