神奈川県某施設のFRP製品の施工現場
神奈川県某商業施設にてFRP装飾ボーダーを多数施工|高所・大型製品ならではの工夫とは
今回は、神奈川県内の某商業施設にて実施したFRP製装飾ボーダーの施工現場をご紹介いたします。商業施設は来訪者の第一印象を左右するため、建物の外観デザインは非常に重要です。今回採用されたFRP装飾ボーダーは、建物の壁面に立体感と高級感を演出するために設計された装飾材であり、軽量かつ高耐久というFRP素材の特性を活かした施工が求められました。
現場は大量の装飾ボーダーを正確に施工する大規模プロジェクト
今回の施工では、壁面全体に非常に多くのFRP装飾ボーダーを取り付ける必要がありました。1本1本のサイズが大きく、数量も多いため、施工効率と安全性の両立が重要なポイントとなります。まずは搬入時の荷下ろしと現場内での間配り作業を徹底的に行いました。間配りとは、設置予定の位置ごとに製品を分けて配置する作業のこと。事前に製品番号と図面で整合をとり、誤配や混乱を防ぐために整理整頓と段取り力が問われる工程です。アートホクストンでは、大規模現場での装飾部材の施工経験が豊富なため、こうした準備段階からスムーズな工程管理を実現しております。
取付下地はアルミ製を採用|錆に強く長寿命を実現
FRP装飾ボーダーをしっかりと建物に固定するためには、強固かつ耐久性のある取付下地が不可欠です。今回の現場では、屋外に施工されることや海に近い立地であることを考慮し、錆の発生を防ぐためにアルミ製の下地材を採用しました。アルミは軽量かつ耐食性に優れているため、FRPとの相性も良く、長期間にわたって美観と安全性を保つことが可能です。
大型ボーダーには風対策のブラケットを多数設置
今回使用したFRP装飾ボーダーの中には、長さや出幅が大きい大型製品も多数含まれていました。屋外設置のため、強風時の風圧(あおり)による影響にも十分な配慮が必要です。そこでアートホクストンでは、大型のFRP装飾材に対して風に対するあおり強度を確保するための補強用ブラケットを多数製作・準備しました。これらのブラケットは取付箇所ごとに形状や角度を最適化し、現場の納まりに合わせて微調整を行いながら取り付けています。このような風荷重に対応するための設計と現場加工の技術力は、当社の強みの一つです。
FRP装飾製品のメリットとは?
FRP(繊維強化プラスチック)製の建材は、下記のような点で高く評価されています。
・軽量で施工がしやすい
・耐水性・耐候性に優れ、屋外でも長寿命
・金属や石材に比べてコストが抑えられる
・自由な形状が製作可能でデザイン性が高い
今回のように壁面に大きな意匠を加える際に、建物への負担を最小限に抑えながら高い装飾性を発揮できるのは、FRPならではの特徴です。特に商業施設のように、デザイン性と施工効率を両立させる必要がある建物では、FRP装飾製品は非常に有効な選択肢といえるでしょう。
アートホクストンの強みとサポート体制
当社アートホクストンでは、FRP装飾製品・EPS装飾製品・ロートアイアン製品の設計・製造・施工を一貫対応しております。
・設計段階から建築図面との整合を確認し、最適な製品形状・取付方法をご提案
・施工現場での加工・補正にも柔軟に対応
・製品搬入から設置・塗装までの工程管理もトータルサポート
特に今回のような数量が多く、大型で精度が求められる現場では、段取り・管理能力が仕上がりの美しさを左右します。
FRP装飾製品のご相談はお気軽に
アートホクストンでは、東京・大阪・名古屋に営業所を構え、全国の施工案件に対応しております。
「FRP装飾製品を検討しているが納まりが不安」
「施工現場に合わせて柔軟に加工できる業者を探している」
「EPSやロートアイアン製品と組み合わせた提案をしてほしい」
このようなお悩みをお持ちの建設会社様、設計事務所様、オーナー様は、ぜひお気軽にご相談ください。
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