某ブライダル施設のEPS、FRP、ロートアイアンの施工現場
EPS・FRP・ロートアイアン門扉を用いた装飾工事がスタート!
今回は、某ブライダル施設にて採用いただいたEPS装飾製品、FRP製品、ロートアイアン門扉の施工プロジェクトについて、現場レポート形式でご紹介していきます。建物全体の意匠性・存在感を大きく左右するこれらの装飾部材。竣工までの限られた期間の中で、どのように製品を施工し、完成へと導いていくのか―その舞台裏を追っていきます。
施工スタート前の現場の様子|鉄骨ALC構造のスピード感
今回施工させていただくブライダル施設は、鉄骨ALC構造。基礎工事が終わると、建物の骨組みが一気に立ち上がるのがこの構造の特徴です。私たちが現場入りした時点では、基礎工事がすでに完了しており、短期間で建物の外観がかたちになっている状態でした。
・外壁の下地にはまだ何も設置されていない「施工前」の状態
・搬入動線や作業スペースなど、現場監督との確認が不可欠な状況
・今後の突貫工事に備え、細かな調整や製品の順次搬入準備が必要
今後は、建物の上層階から順に装飾製品の取付を開始していきます。
採用された3つの装飾製品|それぞれの役割とは?
今回ご採用いただいたのは以下の3製品です。それぞれに異なる役割と装飾効果があり、建物全体の世界観を形づくる重要なパーツとなります。
① EPS製装飾モール・装飾柱
EPS(発泡スチロール)製品は、その軽量性と加工性の高さから建物外観に多様な装飾意匠を実現できる素材として近年人気を集めています。
・軽量のためALCや鉄骨下地にも取付けが容易
・柱型、コーニス、ボーダーなどで建物の重厚感を演出
・塗装仕上げによって高級感・クラシック感のある外観に
今回も、ブライダル施設という非日常感を演出する場に相応しい装飾建材として、多くの部位にEPS製品を使用しています。
② FRP製装飾部材
FRP(繊維強化プラスチック)は、強度とデザイン性を兼ね備えた建築装飾材です。
・石やコンクリートのような質感を再現可能
・軽量かつ耐久性に優れており外装部にも使用可能
・アーチや彫刻風パネルなど自由な意匠が可能
今回は窓まわりやエントランス部のアーチなどにFRP製装飾を使用予定で、施設の外観に格調高い雰囲気を与えます。
③ ロートアイアン門扉
施設の顔となる門扉部分にはロートアイアン製品を採用。来場者を出迎えるエントランスに重厚感と格式をもたらします。
・鋳物や鋼材を使った手作業の美しさ
・お客様のロゴやイニシャルなども装飾可能
・高い防犯性と耐久性も兼ね備える
こちらも現場の寸法に合わせたセミオーダー製作となっており、現在鋭意製作中です。
突貫スケジュールに対応するための現場調整
今回の案件は竣工までの期間が短く、スケジュールもかなりタイトな「突貫工事」となっています。そのため、各工程での遅延が大きな影響を与えるため、慎重な計画と情報共有が不可欠です。
アートホクストンでは、以下の体制で対応を進めています
・現場監督と日々の打ち合わせを綿密に実施
・製品の種類ごとに搬入日・施工順をスケジューリング
・EPS・FRP・ロートアイアンそれぞれの製作スケジュールを並行管理
・現場での突発的な要望にも柔軟に即応できる体制を整備
製品納品前の段階から現場調整に入り込むことで、スムーズな進行を目指します。
今後の見どころ:完成に向けた各製品の取り付け
今後、以下のようなステップで順次施工が進められていきます。
- 上層階からEPS装飾モールなどの取付開始
- FRP製品によるアーチ・パネル施工
- エントランス部へのロートアイアン門扉の設置
- 全体の仕上げ・塗装・検査へと進行
各工程ごとの施工状況は、今後のブログでも順次レポートを掲載予定です。特にEPSとFRPの組み合わせによる立体的な外観の変化や、ロートアイアン門扉のエレガントな表情は見どころのひとつです。
アートホクストンの強み:多素材・多工種を一貫対応
今回のように「EPS・FRP・ロートアイアン」といった異なる素材を一つのプロジェクト内で組み合わせて提案・施工できる体制を有しているのは、アートホクストンの大きな強みです。
・各素材の特性を熟知した専門スタッフが在籍
・設計段階から意匠・納まり・コストのバランスを提案
・現場ごとに異なる条件に柔軟に対応できる技術力
建築意匠の総合演出をお考えの際は、ぜひ一度ご相談ください。
お問い合わせはこちらから
アートホクストンでは、EPS・FRP・ロートアイアン製品を活用した建築装飾のご提案・製作・施工を全国対応で承っております。
・東京、大阪、名古屋に営業拠点あり
・現場調査から施工まで一貫対応
・設計事務所様・建設会社様からのご相談も多数実績あり
詳細は弊社ホームページのお問い合わせフォームよりご連絡いただくか、最寄りの営業所までお気軽にご連絡ください。
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