東京都某クリニックのロートアイアンサイン・手摺の施工現場
某クリニックのロートアイアンサイン&スロープ手摺り工事|強度とデザインを両立した医療施設向け施工
今回は、某クリニックにて施工を行ったロートアイアン製のサインおよびスロープ手摺り工事の様子をご紹介いたします。医療施設では、安全性が最優先される一方で、来院者に安心感ややさしい印象を与える外構デザインの意匠性も重要な要素です。アートホクストンではその両立を目指し、強度・耐久性・美しさを兼ね備えたロートアイアン製品を提供しています。
スロープ用ロートアイアン手摺り|安全性と耐久性に配慮した特別仕様
今回の現場では、クリニックの出入口に接するスロープにロートアイアン製の手摺りを設置しました。医療施設という特性上、スロープは高齢者や車椅子利用者などが頻繁に使用する重要な動線となります。そのため、通常の装飾手摺り以上に構造強度が求められる施工となりました。
● 足元は「溶接固定」で強固に設置
一般的なロートアイアン手摺りでは、コア抜きや金物固定による設置が多いですが、今回は使用頻度や荷重を考慮し、すべての支柱を溶接によって直接固定。これにより、横方向・縦方向どちらの力にも耐えられる、より頑丈で安定感のある設置が可能となりました。
● 接合部も現場溶接で強度向上
通常、手摺りは1m程度のパーツに分割して製作し、現場で突き合わせたジョイント部にパテ処理を施すのが一般的ですが、今回の施工では、ジョイント部を現場で溶接固定することで、以下のようなメリットを実現しました:
・手摺り全体の剛性向上
・ジョイント部分のクラック(割れ)発生リスク低減
・長期的な安全性の確保
溶接後は研磨・仕上げを丁寧に行い、つなぎ目が目立たないように処理。職人の繊細な技術力が光るポイントです。
● シンプルながら品格あるロートアイアンデザイン
今回のスロープ手摺りは機能を最優先して設計されているため、装飾要素は最小限。しかし、ロートアイアンならではの風合いや素材感によって、クリニックの外構と自然に調和する美しい仕上がりとなっています。
オリジナルロートアイアンサイン|オリーブとハートでやさしさを演出
もうひとつの施工は、ロートアイアン製のサイン(看板)です。こちらはクリニック名をあしらった完全オーダーメイドの装飾サインで、デザイン性と技術力の融合が特徴です。
●オリーブの実と葉をモチーフにした優しい印象のデザイン
サインの主なモチーフは、平和や癒しを象徴する「オリーブの実と葉」。医療機関にふさわしい、温かみと安心感を演出するデザインに仕上げました。また、中央にはクロス(十字)モチーフを配置。これは鉄板を切り抜いて製作しており、さらに中央に施されたハート型の抜き加工は、旋盤加工機による精密な切削技術によって実現しています。
● 鉄工職人の技術が生む、美と実用性の融合
このような繊細な造形を可能にするのは、長年の経験と知識を持った職人たちの手仕事。ひとつひとつの工程に手間をかけることで、機能性と美しさを兼ね備えたサインが生まれます。屋外に設置されるサインは風雨にさらされるため、防錆処理と重ね塗装による耐久性確保も抜かりありません。
アートホクストンの“責任施工”と“対応力”
アートホクストンでは、製品の企画・設計から製作・現場施工までを一貫して手がけており、今回のように強度やデザインにおいて特別な要件がある現場にも柔軟に対応可能です。「安全性を確保したいが、見た目にもこだわりたい」「他にはない、完全オリジナルのロートアイアン製品をつくりたい」
といったご要望がありましたら、ぜひお気軽にご相談ください。
ロートアイアン製品のご相談はお気軽に
ロートアイアン製の手摺り・門扉・フェンス・庇・サインなどのご相談は、アートホクストンにお任せください。製品はすべてセミオーダー対応。デザイン、寸法、固定方法など柔軟に調整可能です。東京・大阪・名古屋の各営業所または、公式ホームページのお問合せフォームよりご連絡いただけます。
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