某ブライダル施設のロートアイアン面格子の施工現場 

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今回ご紹介するのは、某ブライダル施設に採用していただいたロートアイアン面格子の施工事例です。この施設では、華やかさと気品を兼ね備えた空間演出を実現するため、随所に装飾性の高い建材が取り入れられており、その中でも今回採用されたロートアイアン面格子は、シンプルでありながらも強い存在感を放つ意匠が特徴です。

本案件で施工したロートアイアン面格子は、「ダイヤ型」をモチーフとした幾何学的なデザインとなっており、その中心部には水晶をはめ込むことで、華やかさと高級感を演出しています。水晶の透明感とロートアイアンの重厚な黒のコントラストは、まさにブライダル施設にふさわしい組み合わせといえるでしょう。光の当たり方によって水晶部分が美しくきらめくため、昼夜問わず来館者の目を引く魅力的な外観となりました。

面格子は木製建具の開口部に施工する必要がありましたが、この施工には非常に高い寸法精度が要求されました。今回の面格子はガラスを挟んで表裏両面から取り付ける仕様となっており、クリアランス(隙間)寸法が限られていたため、製品製作段階から慎重な寸法調整が必要でした。ロートアイアンは一般的に寸法に若干の個体差が出やすい素材ではありますが、アートホクストンでは長年にわたり培ってきたノウハウと熟練の技術を活かし、ミリ単位での調整を行いながら製作・施工を進めました。

ガラス越しに面格子を取り付ける工法は、視覚的な美しさを損なわず、また強度や安全性も確保できるというメリットがあります。しかしその一方で、建具自体の微妙な歪みや設置環境の違いにより、計画通りに取り付けるのが難しい場合も多くあります。今回も現地での微調整が必要になりましたが、職人の手によって美しく納めることができました。施設の管理者様からも「完成後の外観に非常に満足している」とのお声をいただいております。

このようなロートアイアン面格子は、単なる防犯目的の製品とは一線を画す意匠性を持ち、建物のファサード(外観)デザインの一部として取り入れることで、建築全体の価値を高める役割を果たします。特にブライダル施設のように、来訪者に対して特別な印象を与えることが求められる空間では、外部から見える部分のデザインにも一切の妥協が許されません。そうした中で、ロートアイアン製品の持つ装飾性と重厚感は、他の建材にはない独自の魅力を放ちます。

また、面格子に水晶などの装飾素材を取り入れる手法は、ロートアイアンの無骨さを中和し、より柔らかな印象を与える効果があります。特に今回のようにダイヤ型の中に水晶をはめ込むことで、モダンさとクラシカルな趣を融合させた、唯一無二のデザインが完成しました。施設のブランディングやコンセプトに応じたカスタマイズが可能なのも、アートホクストンの強みのひとつです。

アートホクストンでは、ロートアイアン製品をはじめ、FRP、EPS、アルミ鋳物など多彩な装飾建材を取り扱っており、製品の設計から製作、施工、アフターメンテナンスに至るまで一貫して対応しています。ブライダル施設やホテル、邸宅、集合住宅など、さまざまな用途・空間に対応可能です。

ロートアイアン面格子をはじめ、装飾性と実用性を兼ね備えた建材をご検討中の方は、ぜひ一度アートホクストンまでご相談ください。東京・大阪・名古屋の各営業所にて、専門スタッフが丁寧にヒアリングを行い、お客様のご要望に最適なご提案をいたします。また、ホームページのお問い合わせフォームからもお気軽にご連絡いただけます。

唯一無二の空間づくりを支えるロートアイアン面格子。今回の施工事例のように、細部にまでこだわった製品が、建物全体に洗練された印象を与えてくれます。今後もアートホクストンでは、ものづくりの精神を大切に、丁寧で美しい施工を積み重ねてまいります。

 


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