某学校法人のロートアイアン門扉 WI-G1004の施工現場
ステンレス製レールの施工事例
今回は、某学校法人様の正門に設置されたロートアイアン門扉 WI-G1004のステンレス製レール取り付け作業をご紹介します。
アートホクストンでは、デザイン性だけでなく、安全で滑らかな開閉を実現するために、レールの設置精度を徹底的に追求しています。門扉の美しさを長く保つためには、見えない部分の正確な施工が欠かせません。
高精度を要するステンレスレールの取り付け作業
今回の現場では、門扉の開閉を支えるステンレス製レールの取り付けを行いました。
レールの位置出し(墨出し)は、施工全体の精度を左右する重要な工程です。あらかじめ設計図面に基づいて正確に墨を打ち、その上にレールを設置していきます。わずか1mmのズレでも、門扉の動きに大きな影響を及ぼすため、細心の注意が求められます。
レールの設置時には、以下の点を特に重視しています。
・水平レベルの厳密な確認:レールの水平が保たれていないと、門扉の開閉がスムーズに行えなくなります。
・R形状(曲線)の精度確保:カーブの半径がずれると、戸車がレールから外れる「脱輪」につながるため、ミリ単位の精度が要求されます。
・溶接時の歪み防止:熱による変形を避けるため、少しずつ溶接を行いながら冷却を挟むなど、長年の経験に基づく工夫を施しています。
一見すると単純な取り付け作業のように見えますが、滑らかな動作と長期耐久性を両立させるためには、職人の感覚と経験が欠かせません。アートホクストンの施工チームは、現場の状況を見極めながら一つひとつ丁寧に仕上げていきます。
ロートアイアン門扉の魅力
ロートアイアン門扉は、装飾性と重厚感を兼ね備えた建築エクステリアとして、多くの施設で採用されています。学校や公共施設などでは、「上品さ」や「格式」を表現するデザインが求められる一方、日常的な使用に耐える強度・耐久性も不可欠です。WI-G1004は、直線と曲線を組み合わせたクラシカルなデザインが特徴で、堅牢な構造の中に優雅な印象を与えます。鋳物パーツや鍛造部品を組み合わせ、1台ごとに職人が手作業で仕上げるため、同じデザインでも微妙に異なる表情を持つ“唯一無二の門扉”が完成します。さらに、ロートアイアンは塗装や防錆処理を施すことで、長年にわたり美観を維持できます。
ステンレスレールと組み合わせることで、開閉の滑らかさや耐食性も向上し、屋外環境でも安心して使用可能です。
職人の技術力と責任施工
アートホクストンでは、ロートアイアン製品の製作から取り付けまでを自社一貫体制で行っています。
設計段階から現場条件を考慮し、風圧・使用頻度・勾配など、あらゆる要素を計算したうえで施工計画を立案。現場ごとの最適な施工方法を選定し、「見た目の美しさ」と「構造的な安全性」を両立させています。
また、施工後には動作確認や仕上げの最終チェックを徹底し、万が一の不具合にも迅速に対応できるアフターフォロー体制を整えています。
アートホクストンの責任施工は、単に「設置する」だけでなく、「長く安心して使える」ことを前提としています。
全国対応 ― 東京・大阪・名古屋の営業所
アートホクストンは、東京・大阪・名古屋に営業所を構え、全国各地の施工に対応しています。
地域の気候条件や設計仕様、法規制などに応じた提案が可能で、公共施設から住宅、商業施設まで幅広い実績があります。
ロートアイアン門扉やロートアルミ門扉の製作・設置をご検討の際は、ぜひお近くの営業所までお問い合わせください。
また、弊社ホームページのお問い合わせフォームからもご相談を受け付けております。




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